欧米人特有のジェスチャー

カナダで良く目にするジェスチャーで、最近意味が判明したものがある。カナディアンから直接教わったから間違いないだろう。

1.両手でジャンケンのチョキを作り、普通のピースサインと同じように相手に向ける。
2.チョキの指をヒョイっと前に倒して起こす。

どうやらこれはダブルクォーテーション「”」の形を意味するようで、ある言葉と共に用いると、強調の意味を持つらしい。

例えば、、
 ■ Today's party was so fun.
という表現で、funと言うのと同時に、例のジェスチャーを使って
 ■ Today's party was so "fun".
というふうに会話の中でもダブルクォーテーションを付ける事が出来る。

でも実は、このピースサインを曲げるジェスチャーによって、強調だけでなく、あるニュアンスが付け加わってしまうのだ。「今日のパーティーは楽しかった」というのは実は建前で、実は「皮肉」を込めて、「今日のパーティーは楽しくなかった」と言っているのと同じなのだ。

日本語で書いてみると、何となくピンとくるかもしれない。
今日のパーティーは「楽し」かった

やっぱり、なんとなく皮肉の籠った表現になるなw
「括弧」のクオリアも世界共通か??


おきまりの
今朝の体重:105.5kg
体脂肪率:33.3%
いいぞ、下がり始めた。
今日も泳ぐぞ〜〜〜


追記
例のジェスチャーの呼び名が分かった。air quotesと言うんだそうな。
http://images.google.com/images?source=ig&hl=ja&rlz=&q=air+quotes&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=X&oi=image_result_group&resnum=4&ct=title
で、カナディアンの友人曰く、このサインは結構前からあったけど、1995年あたりに爆発的に使われ出したらしい(理由は不明)。今はみんなこれを使い過ぎだから、ちょっとやめるぐらいで丁度良いのに、、とも言っていた。

日本の質問系サイトでも答えている人が結構いるが、このジェスチャーの中に皮肉の意味が込められているということまで理解している人はゼロだった。日本人が間違って不適切な所で使わないことを祈るばかり。。。